札幌市中央区大通にあるカウンセリングオフィス プログレスの向 裕加です。

北海道マラソンが終わって燃え尽きてしまったのか、いまひとつ、やる気がわかない今日この頃。11月下旬に大阪マラソンを控えているので、そろそろやる気スイッチを入れたいところ！と思い、今朝は張り切って5時に起きて、朝ランに行ってきました。後からわかったのですが、今朝の気温は11℃もなかったんですねー！どおりで寒いわけです。体が温まるまでの間、手がめちゃくちゃ冷たかったのも無理はありません。でも、ピリリと冷たい空気が心地よくて、気持ち良く10K弱の朝ランをすることができました（写真は北大の第2農場です）。

先週末は、３日間、こちらの方とお仕事でした。心理療法のひとつであるサイコドラマという世界では、世界的に有名なオーストラリア人、Sue Danielさん。私の憧れの女性です。この３日間は、彼女のワークショップが札幌で開催され、私は彼女の通訳として、彼女の耳となり、口となりました。

彼女との出会いは2000年。実に、もう17年の付き合いになります！彼女はセラピストとしても優秀なのですが、人間的にもとても素晴らしい方で、彼女の一番近いところで仕事をさせてもらえるということは、たくさんの学びを得ることができる、この上ない贅沢な時間でもあります。

実際、私がカウンセリングする際、「こういうとき、Sueだったら、どんな風に対応するだろう？彼女だったら、何て言うだろう？」と考えることが、よくあります。というのも、彼女の視点というのは、とてもユニーク！カウンセリングで行き詰まりを感じるときは、自分の想像力が硬直化しているとき。そんなときに「彼女だったらどう考えるだろうか？」と彼女になりきって考えてみると、発想が柔軟になって思考の転換が起き、膠着していたカウンセリングがスムーズに進むことがあります。

それは、彼女がリードするセッション中、彼女に後ろにピッタリとくっついて、あたかも彼女の影武者になったかのごとく通訳をすることで培った経験があってこそ。年に１回くらいとはいえ、何時間も彼女の耳となり、口となって何年も仕事をしていると、彼女の考えが自然とわかってくるのは、そのせいかも知れませんね。ここ数年、私たちが一緒に映った写真を見た人には「なんか、雰囲気が似てるよ」とも言われるほどですし（笑）。

「ここに来ると、本当に元気になれます！」
今日来てくださったクライエントさんが、帰り際に、そうおっしゃって下さいました。

どんなに雰囲気が似てこようが、私がSueになり得ることはありませんが、世界でも一流と称されるセラピストである彼女に一番近いところで、直に学んだ多くのことを、私も自分のクライエントさんにどんどん還元していきたい。そして、クライエントさんに「勇気を出して来てよかった」と思っていただけるような良質なセッションを提供したい。そういう気持ちを忘れずに、クライエントさんと真摯に向き合っていきたいと思っています。

【お知らせ】
10月より金曜日は〈朝活 de カウンセリング〉の日。
7:00AMからカウンセリングを受けることができます。
スッキリした気持ちで仕事をして、心地よい週末を迎えませんか？
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カウンセリングオフィス プログレス
臨床心理士　　向　裕加