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うれしい!たのしい!スッキリ!

札幌大通にあるカウンセリングオフィス プログレスの向 裕加です。

今日はこちらでのお仕事がありました。
(ガラスに反射していて見にくいですが、
 みる・みる・みらい STV♪さんです)

札幌医大神経精神科に勤めていた頃より仕事をしているので、
今年で10年以上お世話になっていることになります。
ここでお仕事をする方のメンタルヘルスをサポートすることが
私のメインのお仕事になりますが、
「こういう場合(人)には、どんな対処をすれば良いの?」
というコンサルティングや研修などにも応じております。
もし、従業員のメンタルヘルスについてご関心があれば、
是非とも、お気軽に当オフィスにご相談くださいませ!
お問合せ

さて、先日のブログ「助けを求めて、ストレスに打ち勝つ」で
お話しさせていただきましたが、実は私は他人に
「助けを求める」ということが非常に苦手な人間です。

でも、それはあまりにも私のメンタルヘルスによろしくないことが
最近になって(←遅すぎ?)わかってきたので、
何でも自分で頑張ろうとはせず、わからないことや苦手なことは、
その分野に明るい方に助けを求めるように努めています。
その方が時間節約できますし、無駄なストレスを抱え込まずに済むからです。

先週の金曜日はその道のプロにお会いするために、久しぶりにこちらまで。
@東京ドームホテル(ついつい、まだ「後楽園ホテル」と言いそうになります。汗)
東京ドームホテルのような開放感のあるロビーは、市内のホテルでは珍しいですよね。
日常を離れて、ちょっとラグジュリアスな気持ちに浸ることができます。

この日、東京ドームホテルのラウンジでお会いしたのは、
こちらのストーリープロフィールライターの樋口亜沙美さん。
ふんわりと物腰の柔らかな印象の樋口さんは私より年下なのですが、
とてもしっかりとしたビジョンをお持ちの凛とした女性です。
ストーリーで伝えるビジネスプロフィール作成を専門とされているプロのライターで、
私よりも一足先に独立してお仕事をしている個人事業主としての先輩です。
(樋口さんのお仕事の詳細はこちらからどうぞ!→cotohana

当オフィスのHPを作成する際のプロフィールは私自身が考えたのですが、
いまひとつ「私」という人物がうまく伝えていられないような気がしていました。
そんなときにFacebookでひょんなことからたどり着いたのが樋口さんでした。

これは後日判明したことなのですが、私が今のオフィスを契約する際に
お世話になった担当者の方は、樋口さんが前職で一緒にお仕事をしていたときの先輩。
それを知って「やっぱり、私は樋口さんにお会いする運命にあるんだ!」と思った私は、
気づけば樋口さんにプロフィール作成を依頼していました(笑)。

先日、プロフィールを作成してもらうにあたり、樋口さんからインタビューを受けました。
いつもは、相談者の方のお話を聴くのが私の主な仕事になるわけですが、
今回はその逆で、私が自分の話を色々と樋口さんにするという立場。

初めてお会いしたのですが、樋口さんの物腰の柔らかさや穏やかな声のトーン、
そして、こちらに安心感を与えてくれる笑顔や的確な頷き…etc.に促されて、
気づけば色々なことを樋口さんとお話ししていました。

当初は「何を話せばイイのかな?」と思っていたことも、
樋口さんとお話をしているうちに、私の中でモヤモヤしていたことが
少しずつクリアになっていき、考えにもまとまりが出てきました。

そしてインタビューが終わる頃には、
「あ〜、私が考えていたことや感じていたことって、
 本当はこういうことだったんだ〜!」
という新たな気づきや発見もありました。

実は、これ、カウンセリングのプロセスによく似ています。

モヤモヤしていること、ハッキリしていないことを言葉を通して明確にしていく。
考えや感情など形のないものを頭の中や心の中に留めておくと、
それがどのようなものであるのか、ボンヤリとしかわからないのですが、
言葉を通して誰かに伝えようとすると、必然的に自分自身は
「あれ、どんな風に思って(感じて)いたんだっけ?」と振り返らなければならない。
このプロセスを臨床心理学では「内省」と呼んでいます。

そして、「内省」されたことは、相手に言葉を通して伝えられますが、
自分が発した言葉は、自分の耳にも入ってくるので、
ボンヤリと考えたり思っていたりするよりは、意識されやすいのです。

そのプロセスを重ねることによって深まる自己理解。
カウンセリングの基本は、ここにあります。

樋口さんのインタビューは、まさにカウンセリングそのもの!
私という人間を受けとめてもらえたことが、まず嬉しかったこと。
そして、自分のことを話すプロセスの中で、自分がどう考え、どう感じ、
どう思っているのか?がとてもクリアになって、かなりスッキリ。
そして、前向きな気持ちにもなれました。

たくさん自分のことをしゃべってしまったので、
樋口さんにはご迷惑をお掛けしたかもしれませんが、
私自身はとても有意義な時間を過ごさせていただきました!
帰宅する際の私の足どりがいつも以上に軽かったのは言うまでもありません。
樋口さん、ありがとうございました!

カウンセリングを受けることに興味や関心を抱いている方の中には、
「話しても問題は解決しない」と思っている方も少なくはありません。
確かに一度話したくらいで解決するような問題や悩みであれば、
そもそもカウンセリングを受ける前にご自身で解決されていることでしょう。

問題はまだ解決までには至らずとも、話をすることでこころに余裕ができ、
「もう少し頑張ってみようかな」と思えたら、問題解決へ一歩前進した証拠。
カウンセリングオフィス プログレスは、あなたの「前進」を全力でサポートします。
オフィスの名前「プログレス」には、そんな想いが込められています。

より良い明日への一歩を踏み出したいと思っているなら、
是非お気軽にお問合せください。

お問合せはこちらから→お問合せ

カウンセリングオフィス プログレス
臨床心理士  向 裕加

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