ストレスチェック実施者養成研修
札幌市中央区大通にあるカウンセリングオフィス プログレスの向 裕加です。
ただ今、オシャレなカフェで、ピスタチオストロベリータルトとコーヒーでクールダウン中です。というのも、朝から先ほどまで5時間半にわたる研修会に参加していて、頭がパンパンなのです！
2015年12月から従業員が50人以上の事業所に実施義務が課せられたストレスチェック。心理職は国家資格ではなかったこともあり、当初、ストレスチェックの実施者からは外されていました。しかし、公認心理師という国家資格ができ、その第1回の国家試験を9月に控えた昨年の夏、公認心理師もストレスチェックの実施者に加えられました。
公認心理師であることが前提だったので、今まで開催された実施者養成研修には参加することができませんでしたが、公認心理師の国家試験に合格することができたので、今日、晴れて研修を受講することができました。
ストレスチェックを実施するにあたり必要となる基本的な関連法規から一般的な労働者の健康管理、また、事業所におけるメンタルヘルス対策に加えて、労働者個人と集団（職場全体）に対する支援方法など多岐にわたるトピックをカバーした研修でした。頭がパンパンになるのも無理はない！頭を使って消費した糖分を補給すべく、滅多に食べることのないタルトを頼んでしまった次第です。
企業におけるメンタルヘルス対策には13年ほど前から従事しているので、今までやってきたことのおさらい…という感じでしたが、やはり、関連法規から考える健康管理の観点やストレスチェックの集団分析とその活用方法などについて、新しい示唆を得ることができたのは、今回の研修の大きな収穫でした！
まだまだ不勉強な点はありますが、今、関わっている企業や法人や「ヒト（従業員）」を大事にしたいという想いと共にこれからメンタルヘルス対策を積極的に取り組んでいこうとする企業に向けて、メンタルヘルスプロフェッショナルの一員として、ワクワクするような提案ができそう！とアレコレ考えながら、研修を受けていました。
何かとネガティブなイメージがあるメンタルヘルス対策ですが、上手にストレスチェックの結果を活用して、風通しが良く、そして、チームの生産性を高めると最近注目されている“心理的安全性”が担保される職場づくりに貢献していけるようにサポートしていきたいと思います。
公認心理師の登録が完了しないと、実際にストレスチェックを実施することはできませんが、ストレスチェックを通して、地元企業のサポートをしていきたいと考えておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
これから事務所に戻って、クライエントさんとのカウンセリングセッションに備えます！
