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自分助けを促すコーピング

札幌市中央区大通にあるカウンセリングオフィス プログレスの向 裕加です。

先ほど、用事があって外に出たら、すごい雨が降っているということに気づきました。そして、ひんやりとした空気が…。まだ8月ではありますが、秋の気配を感じる今日この頃です。

最近、ブログの更新が滞っていましたが、仕事の合間にはこれにかかりっきりでした。9月9日に控えた国家試験のための受験勉強。仕事をしながら勉強をするって、こんなに大変なんですね〜!勉強に集中することができた学生の頃は幸せだったんだ!と、今更ながらに思います。

ですが、あまりにも膨大な量の情報に圧倒されっぱなし!書かないと記憶に定着させることができない私は、昔から試験勉強の際には”ひたすら書く”ということを繰り返しています。おかげで、手が腱鞘炎になったのでは?というくらい痛い。肩凝りも酷い。背中も痛い。おまけに「試験までに(勉強が)間に合うのか?」「落ちちゃったら、どうしよう?」と不安感にも苛まれる訳です。かなり”ストレスフル”なシチュエーション。

「辛い!苦しい!そして、この状況、どうにかしたい!」と思うわけですよ、しばしば…。

さっきも、そんなシチュエーションだったので、気分転換に丸井さんまで10分ばかりウィンドウショッピングに行ってきました。というのも、私が大好きな【YOKO CHAN】が昨日から丸井さんでpop up shopが開催されているから。大好きなお洋服を見ているだけで、「うん、このワンピースが買えるようになるためにも、試験勉強頑張ろう!」と自然にテンションも上がってきました。

このように、ストレスフルなシチュエーションに意図的に対処することを「コーピング」と呼びます。認知行動療法の概念のひとつです。簡単に言えば、ストレス状況を少しでも改善するために「自分を自分で助けること」。それがコーピングです。

YOKO CHANのお洋服を見に行って、それを買っている自分を頭の中でイメージすることで、「辛い!苦しい!」という気持ちが緩和されたので、これも立派なコーピング!他に、私がよくするコーピングは宝くじで5億円が当たったときの使い道を考えること(笑)。これ、結構、テンション上がりますよ〜!

コーピングを先日クライエントさんにご紹介させていただいたのですが、そのクライエントさんはコーピングを使いこなして、ストレスフルなシチュエーションを上手に改善しています。自分には状況を変える力があるという感覚を得ることで「自分ならできる!」という自己効力感も高まってきますので、自信にもつながっていきます。ストレスにも強くなれるし、自信もついちゃうって、一石二鳥ですよね!

ポイントは、しょぼくても良いので、たくさんコーピングのバリエーションがあった方が良いということ。質より量です!みなさんのコーピングには、どのようなものがありますか?

今日のブログは、この辺で終わりにして、そろそろ現実の世界に戻って(笑)試験勉強を再開しようと思います。

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臨床心理士  向 裕加

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