今日、新しいクライエントさんがお越しになりました。

新しいクライエントさんがお越しになったときは、どのようにして当オフィスのことを知ったのかを訊いています。今日のクライエントさんは、「友人の紹介」で当オフィスのことを知ったとお話しされていたので、そのご友人のお名前をお伺いしましたが、私が全く知らない方でした。

「おや？」と思ったのですが、クライエントさんは、こんなお話をして下さいました。

「その友達は、ここに来たことはありません。同じ職場で働いている人に、ここに来てカウンセリングを受けたことがあるという人がいて、友達が言うには、その人はカウンセリングを受けてから、とてもイキイキと仕事をするようになって、すごく変わったらしいんですよ。友達にも色々と相談はしていたんですけど、彼女が『一度、プロに話しを聴いてもらうのもいいんじゃない？』と言うし、自分でもそう思ったので、ここに来てみようと教えてもらったんです」

当オフィスでカウンセリングを受けるようになって、「イキイキと仕事をするようになって、すごく変わった」と、第三者の客観的な視点からもそのような良い変化があったのだと知ることができたこと、そして、そのクライエントさんが元気でご活躍されていることを知ることができたことは、私にとってはとても貴重な経験でした。というのも、カウンセリングが一旦終了してしまうと、そのクライエントがどうしているのかを知る術が全くないから。

その方が誰であるかはわかりません。そもそも、それを知る必要は全くないので、それ以上はお伺いしませんでした。でも、当オフィスでカウンセリングを受けた方がより良い人生を送っているという事実を知ることができ、純粋に嬉しかったですし、カウンセリングを通してその方の前進（プログレス）の一助となれたことも、本当に嬉しく思いました。

本日お越しになってくださったクライエントさんは、カウンセリング前は不安気で覇気のない表情をされていましたが、お帰りになるときにはスッキリとした素敵な笑顔になりました。そして、「来てよかったです！本当にありがとうございました！」とおっしゃって、オフィスを後にされました。

「札幌の街中が、こんな素敵な笑顔で溢れるようになるためにも頑張るぞ！」

そんなことを思ったら、背筋がピーンとなりました。そして、どなたかわかりませんが、こんな素敵なご紹介をしてくださって、本当にありがとうございます！

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カウンセリングオフィス プログレス
臨床心理士　　向　裕加