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勝手にオススメ(そもそも文章って どう書けばいいんですか?)

札幌市中央区大通にあるカウンセリングオフィス プログレスの向 裕加です。

先日のブログ記事『あなたの長所や才能は?』でも取り上げましたが、自分の長所や才能というものは自然とできてしまうが故に、案外、自分では気づかなかったりするものです。なので、周りに驚かれたり、他人に喜ばれたりすることで、初めて長所や才能に気づくことも少なくありません。

オフィスのブログ記事を書くようになってから、「文章が上手だよね」というフィードバックをよく受けます。四苦八苦しながらブログ記事をアップしている私にしては、とてもそうは思えないのですが、そう言ってくださる方がひとりやふたりではないこと、そして、最近オフィスにお越しになったクライエントさんは、ブログがきっかけでカウンセリングを受けてみたいと思ってくださったそうで、皆さんからのフィードバックで、文章を書く力は私の「隠れた才能」であるとようやく気づくことができました。

とは言えども、ブログを書くのは、いつも必死です。今も、必死です(苦笑)。そんな私の心の声が届いたのか、私のビジネスの師匠である高田 稔先生が、先日、こちらの本をオススメして下さりました。
そもそも文章って どう書けばいいんですか?』山口 拓朗著

結論から言いますと…幅広い層の方にオススメしたい本です!

というのも、文章と一言でいってもいろんな形がありますが、メール(社内/社外)や提案書、報告書やレポート、エントリーシートやブログなど…実に幅広い文章の書き方を網羅しています。完成までのアプローチをステップバイステップで細やかに示してくれているので、「私でもやれる」という気持ちにさせてくれます。

また、文章作成の基礎からワンランク上の文章を書くためのコツやヒントが満載!ですから、新社会人や就活を控えている学生さんのみならず、自分自身の文章力をレベルアップさせたいベテランの社会人にも役立つこと間違いなしです。マンガも挿入されていますし、対話形式の文章なので、抵抗感なく、気軽に読めるのもポイント高いです!

文章の書き方だけでなく、私が勉強しているビジネスや自分の専門であるカウンセリングに通じる要素も随所に散りばめられているのも、個人的には興味深いところでした。

例えば、文章を書く際には、読む人が「誰なのか」を明確にして、相手が必要としていることを十分に把握した上で書くように言われています。これは、どんな人をお客(クライエント)とするかターゲットを絞り、そのお客さんが必要としていることを十分に理解しなければ、ビジネスとしては成り立たない!…と、私のビジネスの師匠が口を酸っぱくして言ってることなんですよね。

そして、著者の山口さんは、本の最後にこんなことを綴っておられました。

いちど身につけた文章力が、再び低下することはありません。
自転車と同じです。いちど乗れるようになると、一生乗り続けることができるのです。
そう、文章作成というのは、失われることのない一生モノの技能なのです。

私もクライエントとのセッションの中で、よく「自転車」の例えを使います。私がクライエントに身につけて欲しいと願う自身の気持ちや感情をコントロールする力は、自転車に乗ることができるようになるまでのプロセスと似ているから。ときどき、転んだり失敗したりすることもあるけれども、いちどコツをつかんでしまえば、意識せずとも自然とコントロールできるようになりますし、カウンセリングを受けに来ずとも、自分で立て直すことができるようになります。まさに、文章作成と同じ!意外な共通点の発見でした。

もう少し気持ちを楽にして、自信をもって、そして、スラスラとブログを書きたいと思う今日この頃。この本を繰り返し読んで、ブログを練習台に落とし込み、一生モノの文章力を手に入れたいと思います!

今日のオススメは、山口 拓朗著『そもそも文章って どう書けばいいんですか?』でした。

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