EFT国際認定トレーニング
札幌市中央区大通にあるカウンセリングオフィス プログレスの向 裕加です。
三寒四温とはよく言ったもので、最近は暖かくなって「雪がとけたな〜」「春がきたな〜」と思った日の翌朝は、必ずと言って良いほど、白銀の世界に戻っている札幌。今朝窓の外を見ての私の第一声は「もう、雪、イイわ!」でした(苦笑)。春の訪れが本当に待ち遠しいです。
3月も終盤に差し掛かってきており、4月がやってくるのも時間の問題。慌ただしい4月が過ぎれば、GWがやってきます。まだ、雪が残っている今の札幌で、GWの時期を想像するのは難しいかもしれませんが、きっと、すぐにやってきますよ〜。今年のGWは日並びが良いので、どこか遠くに出かける予定を立てている人もいるのではないでしょうか。
私は…と言いますと、GWの後半は東京に行く予定です。
お茶の水女子大で開催されるEFT(エモーション・フォーカスト・セラピー)国際認定トレーニングを受講するためです。
心理療法には様々な学派があって、従来は自分の主軸となる学派の理論や技法に基づいてセラピーやカウンセリングを行う…というのが一般的でした。つまり、それは、クライエントがセラピストやカウンセラーの好みや得意な学派の理論や技法に合わせる…ということになりますよね。
ただ、ここ数年間は、クライエントのニーズを尊重して、それに最も適合した心理療法を工夫して提供しようとする動きが、世界的な流れとなっています。様々な学派の視点や技法を活かして、統合的なアプローチをとることによって治療効果を高めるためには、様々な学派の心理援助法を学ぶことは必須。ということで、学びの第一弾として、GWはこちらのトレーニングを受けることにしました。
EFTについては、本や論文を読んで自力で勉強するレベルだったので、実際のトレーニングを受けるのはこれが初めてのこと。初めてのトレーニングだというのに、この領域の第一線で活躍されているロンダ・ゴールドマン博士が講師という、かなりラッキーな機会に恵まれました。
このトレーニングのコーディネーターを務めているのは、お茶の水女子大の岩壁 茂准教授。岩壁先生は、実は私が修士生だった頃にお世話になった先生でして、久しぶりに先生にお会いできるのも楽しみにしています。
今年は、この他にも秋にはスキーマ療法のワークショップ(このワークショップもアメリカで活躍されている先生が講師)、そして、冬にはアメリカの認知行動療法のメッカと呼ばれているベック研究所で認知行動療法のワークショップに参加する予定でいます。
一生懸命勉強をして、みなさんに良いセラピーを提供できるように頑張ります!
カウンセリングオフィス プログレス
臨床心理士 向 裕加