年齢には勝てません
札幌市中央区大通にあるカウンセリングオフィス プログレスの向 裕加です。
今日は仕事の合間に、iPhoneを機種変更してきました。
話題のiPhone Xです。
手の中のおさまりが良い…という理由で、iPhone 6が出ていたのにもかかわらず、わざわざiPhone 5sを選んで使っていました。気づけば、3年以上もの歳月が経過していて、最近はバッテリーが減るのが早く、しかも、使用している途中でアプリが突然落ちてしまうことが多発。仕事でも使っているので、何かが起きて全く使えなくなってしまう状況に陥るのが一番面倒なので、そうなる前に対処しました。
なぜ、今日?とも思うかも知れませんが、明日は祝日ということもあって、当オフィスは3連休。この3連休のうちに、使いこなせるようになろうと思いまして、今日機種変更したのです。というのも、過去、数回機種変更をした際、使いこなせないことが、かなりのストレスになったんですよね。
生きるということは、日々の生活の中で起こる変化にいかに適応していくのか…の連続です。ただ、この10数年はめまぐるしいスピードで物事が変化していくので、適応していくのが困難になってきています。それに反して、人間の適応能力は、年とともに低下する一方。若い頃、難なくできていたことが、年々難しくなってきた、できなくなってきた…というのは、個々人の能力の問題だけでは片付けることはできません。
他の同性と比べて、私自身は機械には強い方だったのですが、最近はサッパリ!5年くらい前までは「こんなに機械に弱くなっちゃっただなんて〜」と自分にダメ出しをしたり、落ち込んだりしたりもしていたのですが、よく考えると、これが「年を重ねる」ということでもあるんですよね。
20代後半をピークに、一般的には、知的な能力も身体的な能力も緩やかに低下します。それは、極々自然なこと。極端な低下を防ぐための対策は大切かも知れませんが、能力の緩やかな低下に抗うことはできないことを頭の隅に置き、小さなことで一喜一憂しないことも大切かも知れません。
今晩は札幌医大で働いていたときの同僚の女医さんと何年ぶりかに会う予定です。最近、同じ世代の人と話をすると、「あのさ〜、あれ、あれ!」といったように名前や固有名詞が出てこないことが多くなってきたのですが、不思議なことに「あれ」しか言っていないのにわかっちゃったりするもんなんですよね(笑)。今晩も「あの人だよ、あの人!名前なんだったっけ??」ということが多くなりそうな予感はしますが、実際にはそうならないことを願いつつ、数年ぶりの再会を楽しみたいと思います。
みなさんも良い週末をお過ごしくださいね!
カウンセリングオフィス プログレス
臨床心理士 向 裕加