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「元気があれば何でもできる!」とやる気の関係

「札幌市中央区大通にあるカウンセリングオフィス プログレスの向 裕加です。

昨晩は寝る前に、最近ハマっているアメリカドラマ『SUITS』をベッドの中で観ていました。あまりにも面白くて夢中になって観ていたら、愛猫たちのことをすっかり忘れてしまっていたのですが、ふと目をやるとリオ(♂)がこんな格好で寝ていました(笑)。
ルナと一緒に激しい追いかけっこをしていて疲れたせいか、グッスリ寝ているzzz...リオはピクリとも動きませんでした。実に無防備な格好だとは思いますが、それだけ我が家での生活に慣れてくれたのだと思うと、嬉しいものです。

大阪マラソンが終わって一週間が経過したところですが、左膝の調子が芳しくないこともあって、大阪マラソン以来走っていません。「もう、そろそろ走らないとな〜」と思いつつも、何となく「やる気」がわいてこないんですよね〜。性格的に自分に甘い(笑)ことも手伝って、「無理したって良いことない」とか「今日は路面がツルツルだから、転んで怪我をしたら元も子もない」とか言い訳をしては、走らないことを正当化している日々が続いています。

しかし!

12月は、忘年会を始めとする飲み会が多い季節でもあります。私は「食べた分だけ、走ってカロリー消費すれば良い」と思っているので、普段から基本的に食べたいものは我慢せずに食べる…というスタンスでいますが、走っていないということはカロリーを消費できないということでして、それは太ることを意味しています。痩せたいとは思ってはいませんが、好きなお洋服を着ることができるだけの健康的な体型を維持することは、私にとっては大事なことなので、運動は日々の生活に欠かせないものなんですよね。

そう頭ではわかっているんだけれども、「やる気」がなぜか出てこない!例は異なるかも知れませんが、こんな風に「やる気」が出なくて困ってしまった経験は、誰にでもあるかと思います。「元気があれば何でもできる!」とは、プロレスラーアントニオ猪木さんの名言ですが、実はこれは脳科学的には逆でして、人間の脳は「何かをするから元気(やる気)が出る」というようになっています。

人間の脳内には側坐核という部分がありまして、その側坐核がやる気のもとを作りだしています。つまり「やる気スイッチ」は側坐核にあるとイメージしてもらえると良いでしょう。側坐核からは「やる気ホルモン」であるドーパミンが出てくることによって、「やる気」が湧いてくるのですが、どうやったら側坐核からドーパミンが出てくるようになるのでしょうか?

これは誰にでもできて、いたってシンプルです。側坐核は「動く」ことで活性化され、ドーパミンが放出されるようになっています。とりあえず、手足を動かしてみる。そうするだけでも、側坐核が活性化されてドーパミンが出てくるようになるのです。ドーパミンが出てくると、やる気が湧いてくるので、ますます行動が加速されていく。このように好循環が形成されていくんですよね。

考えることも大切なことではありますが、考えすぎると逆にやる気が失われていくことも多々あります。昨日のブログでお話したようにネガティブ思考が暴走しているときは、特に、そうなりやすいので、そのネガティブ思考の暴走から距離を取るためにも「とりあえず動いてみる」ことをオススメします。

そう言えば、「もう、そろそろ走らないとな〜」と思いながらもやる気が起きずにいた私がしていたことと言えば、窓の外をボーッと見て、あれこれ言い訳を考えていました。「動く」ことは何一つしていないんですよね〜。どおりで「やる気スイッチ」がONにならない訳ですよね。

とりあえず(←ここが大事!)、ランニングウェアをタンスから出してみる。私は、ここから再スタートしてみようと思います。

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臨床心理士  向 裕加

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