新人研修@STV
札幌市中央区大通にあるカウンセリングオフィスプログレスの向 裕加です。
今日はお天気は良いですが、風が強くて、ちょっと冷たいですよね。
そんな中、ピカピカの1年生のSTVとSTVのグループ会社の新入社員さんを対象に、メンタルヘルス研修を実施してきました。
先日お伺いした際、新入社員さんをご紹介した社内報を拝見したのですが、プロフィールを見てビックリ!というのも、”1994年生まれ”が普通なんですもの…。1994年と言えば、私が高校を卒業した年。私の中では、高校を卒業したのは、つい最近のような感覚だったのですが、社会人一人が誕生するほどの月日が経っていたのですね。時間が経つスピードに、若干の焦りを感じた瞬間でした。
今日は13名の方を対象に、メンタルヘルスの基礎知識とストレスと上手に付き合う方法などを中心にお話させていただきました。職場においては、メンタルヘルス不調者を出さないようにすることが重要です。そのためにも、一人一人のメンタルヘルスに対する関心を高め、ストレスに気づく、そして対処する…という意識を定着化していくことが基本中の基本になります。
ストレスという言葉は日常でよく使われている言葉であるにもかかわらず、実際に「では、ストレスって何ですか?」と問われて、しっかりと答えることができる人はそう多くありません。また、自分のストレス反応をしっかりと把握している人は、意外と少ないのです。加えて、「ストレスの対処方法をリストアップしてみましょう!」と促すと、頭を抱えてしまう人が多いこと、多いこと…。
ストレスチェック制度が義務化され、義務だから仕方なく実施しているという企業さんも多いと伺っていますが、メンタルヘルス対策は「費用」ではなく「最良の投資」です。企業の収益や生産性に直結する「組織としての重大課題」として取り組んでいく必要性があるのです。メンタルヘルス対策は「人が辞めない仕組み作り」にも繋がります。そういう意味でも、新入社員の方に研修を実施することは、重要な意味があると個人的には思っています。
当オフィスでは、このようなメンタルヘルスに関する研修も実施しております。ご興味がある企業様は、是非、お気軽にご相談ください。
カウンセリングオフィス プログレス
臨床心理士 向 裕加