勝手にオススメ(きのう何食べた?)
札幌市中央区大通にあるカウンセリングオフィス プログレスの向 裕加です。
月曜日は定休日としてオフィスをお休みさせていただいております。そんなお休みの一昨日は、久しぶりに外ランへ行ってきました。
北大が私のホームコースなのですが、見慣れているはずのこの景色があまりにも久しぶり過ぎ!そういえば、これが2月に入って初めてのラン。6キロほどしか走らなかったのに、翌朝は腹筋と内転筋が筋肉痛でした。5月の洞爺湖マラソンが、今から不安です(汗)。とは言っても、不安の解消のためにはコツコツと練習するしかないので、少しずつでも良いので走ろう!と心に誓いました。三日坊主にならないことをみなさんも祈っていてください。
さて、今日は勝手にオススメシリーズをお届けしたいと思います。
今日、みなさんにオススメしたいのは、こちら!
『きのう何食べた?』という漫画です。
「えー、意外!?」とよく言われるのですが、私、実は漫画が大好きです!漫画を読み始めると、黙々と一日中読んでいるタイプの人間で、小学生の頃は母によく叱られていました(苦笑)。買い集めると収拾がつかなくなってしまうので、今は買う漫画を限定しています。『きのう何食べた?』はそのうちのひとつで、自宅には全12巻、ちゃんと揃っているんですよ〜!
『きのう何食べた?』は、几帳面な弁護士の筧史朗(シロさん)とフレンドリーで楽観的な美容師の矢吹賢二(ケンジ)のゲイカップルの「食生活」を中心にストーリーが展開されています。タイトルからもわかるように、あくまでもこの二人が同居生活において「何を食べたか」についての台所事情がメイン。なので、料理担当のシロさんが、どのような料理をどんな風に作るのか…に多くのページが割かれています。
実は、この漫画の中で提案されているお料理は、簡単に、かつ、身近な食材で作れるものばかり。料理本としても、かなり優秀だと思います。インターネットでは『きのう何食べた?』の再現レシピも検索することが可能。漫画の中に出てきたお料理の作り方を教えてくれるサイトもあります。「晩御飯のメニューがマンネリ化してきたなぁ」と思ったときには、私も『きのう何食べた?』のメニューを参考にすることがあります。手軽の作れるものばかりなので、この漫画の中で取り上げられるレシピはオススメですよ〜!
その他にも、ゲイの二人の諸事情や家族との向き合い方、恋愛や人間関係の悩みなどについても描かれています。漫画といえども現実に添ったストーリーが展開されているので、ゲイの心理を理解する上では、かなり参考になると個人的には思っています。差別や偏見を恐れてカミングアウトする人が少ないため、理解がなかなか進まないことも多々ありますが、このような漫画という気軽に楽しめる媒体を通して学ぶということも「アリ」ですよね。そういう意味でも、是非ともオススメしたい漫画です。
今日の勝手にオススメは、漫画『きのう何食べた?』でした。
カウンセリングオフィス プログレス
臨床心理士 向 裕加