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パーソナリティは変えられる?

札幌大通にあるカウンセリングオフィス プログレスの向です。

2年前『アナと雪の女王』という映画が
大ヒットしたことは記憶に新しいと思いますが、
みなさんは観られたことはありますか?
観たことがない方でも主題歌の『Let it go』を
どこかで耳にしたことはあるのではないかと思います。

そうです、あれです、あれ!
♪ ありの〜ままの〜姿見せるのよ〜
  ありの〜ままの〜自分になるの〜 ♪ …です!

この映画に対する個人的な私の感想は、
今日のブログでは割愛させていただきますが、
『Let it go』の有名なサビの部分を聞くたびに、
「それができたら、みんな苦労してないって…」
と、こころの中で突っ込みを入れていたのは、
他ならぬこの私です(笑)。

臨床心理士として「ありのままの自分」
を受け入れることの重要性は重々承知していますが、
「なりたい自分」を目指して自己変革をしていくことも、
同じくらい大事であると思っています。

「なりたい自分」を目指すということとは、
つまりは「自分を変える」ことであり、
そして、自分を変えたいと願っている人の多くは、
自分のパーソナリティを変えたいと思っています。

さて、ここで質問です。

あなたは、パーソナリティは変えられると思いますか?
それとも、パーソナリティは変えられないと思いますか?

パーソナリティとは、一般的には
私たちのものごとに対する捉え方や考え方、
感じ方や反応の仕方、態度や姿勢のことをいいます。

私たちの行動や思考は、私たちが赤ちゃんのときから
今のような行動や思考の様式をとっていたというわけではありません。
生まれてから、自分の両親をはじめとする色々な人と関わり、
様々な環境の中でたくさんの経験を積み重ねてきた中で、
現在のパーソナリティが育まれてきているのです。

ネガティブな思考に陥りやすい人や
周りに合わせて我慢しちゃう人だって、
生まれた頃からネガティブだったり、
周りの顔色を伺っていたわけではありません。
その後の積み重なる経験を通して、
あたかも「それが真実である」という
思考の癖が染みついてしまっているだけなのです。

言うなれば、パーソナリティは学習されてきたもの。
ですから、
「新しいパーソナリティを身につけたい」
「パーソナリティを変えたい」
という願いは、新しいパーソナリティや
望ましいと思っているパーソナリティを
新たに学習することで変化させることは可能です。

ただ、そのためには自分自身の現在のパーソナリティが
どのような思考や行動様式のパターンに影響されているのかを
しっかりと把握していく…ということが必要になってきます。

現状をしっかりと分析し、何が問題であるかを明らかにし、
どんなアプローチをとっていけば良いのか…などと
戦略を練ることは大事なことですよね。
でも、この辺りでつまづいている人は案外多いような気がします。

「パーソナリティを変える」というミッションは、
決してインポッシブルなことではありません。
ミッションポッシブルにしようではありませんか!

「パーソナリティを変える」ための戦略作りを
経験豊かな臨床心理士がお手伝いいたします。
「自分を変えたいけど、どうして良いかわからない」
と悩んでいるようでしたら、お気軽にご相談下さい。

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カウンセリングオフィス プログレス
臨床心理士  向 裕加

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