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対人援助職に就くあなたにこそオススメしたいカウンセリング

札幌市中央区大通にあるカウンセリングオフィス プログレスの向 裕加です。

今日は仕事を始める前に、パーソナルトレーニングに行ってきました。月2回のペースで身体のコンディショニングとランニングのために必要な筋力をつけるトレーニングは、「自分自身を整える」という意味で、私の生活にはなくてはならないものになっています。


先日、医療関係のお仕事に就いていらっしゃる方が、カウンセリングを受けに当オフィスにいらっしゃいました。この方は普段は人の話を聴く側にいる方なので、今までご自身のことについて語るという機会がほとんどなかったそうです。カウンセリングでは、今まで誰にも語ることができなかった自分の想いを語ることで自身の感情に触れ、「人に話を聴いてもらえるだけで、こんなにも気持ちがスッキリするものなんですね!」と言って、晴れやかな表情でオフィスを後にされました。


医師やナース、教員や保育士、ソーシャルワーカーや介護士、弁護士や警察官、消防士などなど…
援助が必要な人を助ける(ケアする)対人援助職に就いている人のストレスは、他の職種と比較して深刻になりやすいことは、皆さんも容易に想像できるでしょう。実際、当オフィスを利用されているクライエントさんには、医療関係者や教職に就いていらっしゃる方が多くおられます。

もともと「人の力になりたい!」と思ってこれらの仕事に就いた経緯がある方たちですから、自分のことを後回しにしてでも、人を助けることに一生懸命になる傾向があります。となると、自分自身のケアやストレスマネジメントが後回しになってしまい、バーンアウト(燃え尽きるという意味)してしまうケースも少なくありません。また、対人援助職に就く方は基本的に真面目で、「このくらい、自分でなんとかしなくては!」と、人を助けることができても、人に助けを求めることが苦手だったりします。なんでもかんでも一人で抱え込んではアップアップしてしまって、バーンアウトしてしまうこともしばしばです。

このような状況を回避するためにも、対人援助職に就く方にこそ、自分自身のケアやストレスマネジメントを、意識的に、かつ、積極的に行う必要があると、私は考えています。

自分自身のケアやストレスマネジメント、こころのメンテナンスをしっかりして、安定した精神状態が確保されてこそ、その人のパフォーマンスやポテンシャルがフルに発揮されるもの。それが、援助される側の方を良い方向へと導く原動力となるのではないでしょうか。

「人の力になりたい!」と思う対人援助職に就いている方にこそ、日頃から「自分自身を整える」機会を自覚的に設けて欲しいもの。

カウンセリングオフィスプログレスでは、そんなあなたの「自分自身を整える」をサポートします。


カウンセリングオフィス プログレス
臨床心理士  向 裕加

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