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小心者の私のストレスマネジメント その1

札幌市中央区にあるカウンセリングオフィスプログレスの向 裕加です。

週末に降った雪が溶けだすほど気温が高くなった昨日とはうってかわって、今日は最高気温が0度を上回らない予報の寒い日ですね。でも、外に出てみると思ったよりも寒くなくて、むしろ「暖かい」と感じました。雪がないときよりもあるときの方が「暖かく感じられる」のは、道産子あるあるですよね。理論的にはおかしな話なのですが(笑)。

さて、一見そうは見えないらしいのですが、タイトル通り、私、実はかなりの小心者です(笑)。周囲の人からは「いつも自信があるように見える」とか「初対面でも臆せず堂々と人と話せることができるよね」と言われることが多いのですが、実際のところ、些細なことでウジウジ悩んだり、クヨクヨしたりすることがしょっちゅうです。

先日、年上の男性の方から依頼されたことをお断りしなければならないという状況になりました。「近々、お断りの連絡を入れなければならないな~」なんて考えながらベッドに入って目を閉じましたが、頭の中では「断ったら、どう思われるかな?怒らせてしまうかな?嫌われるかな?」...などといった考えが出てきて、頭から離れませんでした。

不安や心配、気掛かりという感情も出てきて、寝つくことができないだけでなく、胸が苦しかったり、口が妙に渇いたり、呼吸も浅く、胸のドキドキも速くなる一方。寝返りをうったり、水を飲んでみたりもしました。深呼吸をしてみたり、私の最近の癒しのニャンコたちに助けを求めたりもしました。でも、落ち着かない状況は一向に改善されることなく、ますます眠れない状況に(苦笑)。

結局、寝つくことができたのは、ベッドに入ってから約3時間半過ぎてからのこと。もちろん、翌朝は寝不足で身体はだる~く、気分も優れませんでした。頭の回転もパッとせずで、気持ち的には「なんだかなぁ」といった感じ。そんなことだから仕事の効率も上がりません。そして、また「あ~、断りの連絡入れなきゃ~」と考えては憂鬱になるという悪循環。

私のような小心者のような方は、このような(少なくとも似たような)経験をしたことがあるかと思いますし、小心者ではない方でも、ネガティブな考えにとらわれてしまって、そこから抜け出せないということを多少なりとも経験したことがあるのではないでしょうか?このような悪循環に陥ったとき、そこから抜け出すために役立ちそうなヒントを小心者の私の経験になぞらえてシリーズでお届けしたいと思います。

ストレスにやられっぱなしではなく、ストレスとうまく付き合う。増えても減らないだろうストレスを、むしろ上手にマネジメント(コントロール)する力を身に付けることが、楽しく、そして、豊かに生きるコツ。そのヒント、教えます!

カウンセリングオフィス プログレス
臨床心理士  向 裕加

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