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同業者の方にもお越しいただいています

札幌市中央区大通にあるカウンセリングオフォス プログレスの向 裕加です。

先日、仕事帰りに赤レンガテラスに寄ったら…
大きなクリスマスツリーがお目見えしていました!ハロウィンが終わったら、一気にクリスマスモードが加速しますよね。デパートでは、おせち料理の予約も始まってますし…(汗)。最近、このスピード感についていくことができなくなってきている自分がいます。年をとったということでしょうか(苦笑)。

半年ほど前に『対人援助職に就くあなたにこそオススメしたいカウンセリング』というブログ記事をアップしたのですが、読んでいただけましたでしょうか?ザックリとどんな内容だったかというと「援助が必要な人を助ける(ケアする)人たちは、自分のケアを後回しにしがちで、自己犠牲的な方が多い傾向にあるので、カウンセリングを受けることによって、自分自身のケアやストレスマネジメント、こころのメンテナンスをしっかりして、安定した精神状態の確保に努めましょう!」というものです。

もちろん、カウンセラーや臨床心理士も対人援助職に含まれていますし、カウンセラーにもカウンセリングを受けることをオススメします。「え、カウンセラーもカウンセリングを受けた方が良いの?」と思うかもしれませんが、それにはれっきとした理由があります。カウンセリングは本来はクライエントの問題解決のためにあるものですが、ときとして、カウンセラー自身の感情が揺さぶられるときがあります。カウンセラー自身の感情が揺さぶられてしまうとは、クライエントの話や感情を受けとめることができず、自分自身の感情に整理をつけられなくなってしまう…という事態に陥ること。これではカウンセリングがカウンセリングとして成立しませんし、クライエントの問題解決というカウンセリング本来の目的が失われてしまいます。

こうなってしまう理由のひとつに、カウンセラー自身の心の問題が整理されていないことが挙げられます。

クライエントの問題や心の整理をサポートするためには、先ずはカウンセラー自身が、自分の問題や心、葛藤を整理しておくことが必要です。自分がどのようなときにネガティブな感情を抱きやすいのか?どのような心の動きや考え方の癖があるのか?…などを把握しておかなければ、冷静かつ客観的な視点をキープして、カウンセリングすることが難しくなるからです。また、カウンセラー自身がストレスを抱えており、上手にそのストレスをマネジメントできていなければ、それがクライエントとのカウンセリングに影響を及ぼす(決して良い方向ではない)ことは、容易に想像がつくでしょう。カウンセラーがカウンセリングを受けることは、カウンセラーとしての能力をフルに発揮するためにも、実に有益なこと。これは、私自身の個人的な経験からも言えることです。

当オフィスには、カウンセリングを受ける重要性を認識しておられる同業者のカウンセラーや臨床心理士の方にもご利用をいただいております。自らの心を整えることやご自身の理解を深めることで、カウンセラーとしてのポテンシャルを高めてはみませんか?カウンセリングオフィス プログレスが、そんなあなたをサポートいたします。

カウンセリングオフィス プログレス
臨床心理士  向 裕加

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