札幌市中央区大通にあるカウンセリングオフィスプログレスの向 裕加です。

オフィスの正式なオープンは５月なのですが、去年の３月３１日に前の職場を退職して、フリーで活動を始めたのが昨年の４月１日のこと。あれから、あっという間に１年が経ちました！長かったようで早かったようなこの１年は、間違いなく良くも悪くも充実した１年でした。

独立するにあたって、心に決めたことがひとつあります。それは何でもかんでも自分でするのではなく、その分野のプロにお願いできることはお願いするということ。このホームページは高校の先輩が経営されておられる株式会社アイリンク様にお願いしていますし、お金のことに関しては南昇税理士事務所の南優香先生にお願いしています。

最近ではWordPressなどを使えば比較的容易にサイトを作成することができますし、会計ソフトも便利なものがたくさんあるので、自分でやろうと思えばやれると思います。ただ、自分自身の性格から考えると、何でもかんでも一人で抱え込んでしまって、自分のメンタルヘルスにも影響が出そうだったので、思い切ってお願いすることにしたという経緯があります。今回の確定申告もほとんど南先生にお任せ。南先生は大変だったかと思いますが、おかげさまで私はストレスフリーで自分の仕事に集中することができました。

そして、昨日、確定申告の控えが郵送されてきたのですが、南先生直筆のお手紙も同封されていました。

最初からビジネスがうまく行くとは思いませんでしたが、私が苦戦を強いられているとき、「今年は種まきの時期です。撒いた種をしっかり育てていきましょう！」と声を掛けて下さいました。ご自身の体験も交えながら寄り添ってくれた南先生とは、プライベートでも仲良くさせていただいています。そんな先生から暖かい言葉がちりばめられたお手紙にジーンと胸が打たれるものがありました。それと同時に、南先生にお願いをして本当に良かった！と心の底から思いました。

コミュニティ心理学の中に「ソーシャルサポート」という概念があります。これは他者から与えられる物質的／心理的援助のこと。ソーシャルサポートは、道具的・情報的サポートと情緒的サポートに大きく分けられます。近年の研究からは、ソーシャルサポートには、ストレスを緩和し、精神的健康状態を良好にする作用があると言われています。

自分ひとりの力でできることには限りがあります。その限界を知った上で、適切な助けを求めることができることは、このストレス社会で生きるためには必要不可欠なスキルであるとも言えます。ソーシャルサポートのネットワークを広げることはストレスを緩和し、良好なメンタルヘルスの維持を促進してくれます。そのような意味でも、ひとりで抱え込むことなく助けを求めることができたこと、そして幸いなことにもサポートをして下さる多くの方たちに恵まれたことが、私のメンタルヘルスの維持に大きく貢献していると考えています。

今回南先生からいただいたお手紙には直接そのような文言が書かれていた訳ではありませんが、私には「一緒に頑張りましょうね～！」と南先生がおっしゃっているような雰囲気が伝わってきました。税務の専門的なサポートだけでなく、情緒的なサポートもしっかりとして下さる南先生のお名前は、奇しくも私と同じ「ゆか」。独立２年目の今年も、南先生のお力を借りながら、Wゆかの二人三脚で頑張りたいと思っています。

南先生、いつもありがとうございます！そして、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします！